「核入れ作業に感嘆の声 真珠養殖現場を見学 中国人バイヤー志摩巡る」のニュースと神戸国際宝飾展
5月17日の伊勢新聞に「核入れ作業に感嘆の声 真珠養殖現場を見学 中国人バイヤー志摩巡る」というニュースがありました。阿児町神明の坂口真珠養殖場を見学なのです。
【志摩】真珠養殖の現場を見学し、真珠がどのように作られるのかなどを知る中国人バイヤー向けの見学ツアー「21世紀珠宝三重珍珠(真珠)之旅」が十五日日あった。宝飾専門情報誌『ジャパンプレシャス』を発行する矢野経済研究所が主催、県真珠振興協議会などが後援し、中国人バイヤーら13人が参加し志摩市内の真珠養殖場などを見て回った。 一行は志摩市阿児町神明の坂口真珠養殖場を訪れ、真珠母貝への核入れ作業を見学。作業員が直径8ミリほどの核と真珠層を形成するピース(貝の外套膜)を貝の中に入れるところを、ツアー参加者は感嘆の声を上げながら見ていた。また海上のいかだに移り、実際の養殖場を見学。貝が生息しやすい海を作るための環境保護の取り組みなどについて説明を受けた。
(記事 伊勢新聞)
時期的にも神戸で行われた神戸国際宝飾展(IJK)を組み込んだツアーだと思われます。
※神戸国際宝飾展(IJK)とは
IJKは西日本最大の宝飾展です。 真珠、ダイヤ、色石などのルース、ジュエリーからファッショナブルなアクセサリーまでが出展され、日本中そしてアジア各国のバイヤーが仕入れのために来場します。
中国のサイトに、日本真珠産業探訪ツアー募集中という記事がありました。企画は21世紀珠宝と日本宝飾品貿易協会(JJTA)になってます。上記新聞記事と英虞湾訪問の日程がピッタリ重なるので、同一ツアーなんでしょう。ツアー代金は16800元とあり、換算すると約27万円。日本旅行7日間だとそんなものでしょうか。
さて、神戸国際宝飾展2017。
神戸国際宝飾展の情報では今年は入場者が12091人。外国人バイヤーが約2000人で過去最多だったとありますね。
参加した知人によれば、中国人バイヤーが目立った。アコヤ真珠の人気も衰えず。とのこと。近年、アコヤ真珠は生産量が減り品薄ですし、アジアではまだまだアコヤ真珠の需要はありそうです。
話戻して、志摩の真珠養殖見学のニュースに「中国人バイヤーら13人が参加」とありますけど。13人はちょっと寂しいかなあ。神戸国際宝飾展には外国人バイヤーが約2000人きてるというのにね。
真珠養殖場見学。別のニュースでもタイの女性たちが訪れたとあり、これからは伊勢志摩観光の定番になるかもしれません。
5月17日、タイの女性たち約20人が志摩市の真珠養殖場を訪れた。ゴルフと観光を組み合わせた「ゴルフツーリズム」を推進する三重県が、外国人観光客を呼び込もうと、タイのゴルフ場関係者などを招いたツアーを実施。訪れたのはその配偶者の一行だ。アコヤ貝から真珠を取り出す体験に挑戦し、白い真珠を見つけると歓声をあげた。
http://style.nikkei.com/
※中国の日本真珠産業探訪ツアーの行程は名古屋市内観光ではじまり、2日目に御木本真珠島、3日目に英虞湾、4日目に奈良。そして5~6日目に神戸。最終日には大阪心斎橋で買い物するという、盛り沢山な日程。
日本珍珠产业探秘之旅组团进行中
行程简介:
Day1:上海集合—抵达名古屋机场—城市观光—入住酒店
Day2:三重县鸟羽市 mikimoto珍珠岛—伊势志摩天空线珍珠海
Day3:寻访素有珍珠湾之称的英虞湾,这里也是珍珠养殖的发祥地
Day4:日本的精神故乡奈良,参观兴福寺—东大寺—春日大社,与奈良小鹿亲密接触
Day5:第21回神户国际宝饰展(IJK)
Day6:展会/神户珍珠之街、珍珠会馆自由行
Day7:大阪心斋桥疯狂购物—大阪机场—返回上海
此次日本珍珠探秘之旅,整合了中日珠宝行业资源,由珠宝专业人士集多年经验精心策划。在五月明媚阳光下,一同追寻大海孕育的奇迹之光!
2017年5月13日~19日,如果你热爱日本文化、是珍珠爱好者、珠宝收藏家、对珍珠首饰工艺感兴趣的设计师、工艺师……欢迎与我们同行!