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念珠と数珠は基本的の同じものだが、意味が少し違います

実は念珠も数珠も全く同じものなのですが、特に念仏を数えるときに数珠の殊(たま)をはじいていったことから、念珠という名称があてはめられたのです。※所説あります。

お坊さんにしろ一般信徒にしろ、お経や念仏を唱えるときにその回数を数えなければなりません。
手に持った数珠がその目的にちょうどかなうので、数珠と呼ばれるようになりました。

実は念珠も数珠も全く同じものなのですが、特に念仏を数えるときに数珠の殊(たま)をはじいていったことから、念珠という名称があてはめられたのです。
また、このように説く人もいます。
念珠は祈りをささげるときに、念を込めるという意味が強く、数珠ではなくあえて念珠と呼んでいるとしています。
※所説あります。

基本的に念珠と数珠に違いはないにしても、宗派ごとに正式な念珠や数珠は決まっていて、名称も異なっています。
ある宗派では正式名称として数珠を用いているのに対して、別な宗派では念珠という言葉を使っています。

ところで、念珠や数珠には本式と略式があります。
本式には普通殊が108個あり、略式は18~43個くらいの殊が連なっていますが、略式の殊の数に規則があるわけではありません。
殊が大ききれば、それに応じて数が少なくなります。
小さければ数は増えます。

本式の場合は宗派ごとに使い分けなければなりません。
名称の違いにも注意しましょう。

葬儀や法事で用いる場合でも、本式ならば宗派の違いを頭に入れておかなくてはいけません。
一方、略式には殊の種類についても房の形に関しても制限はなく、どこの宗派でも使用できます。

その念珠や数珠を携帯するのは、最近では法事や葬儀の時だけといったことが普通になってきています。
しかし、日常生活の中でも祈りを捧げ、仏や菩薩、祖先に感謝の念を伝えることはとても大切なことです。
できれば普段から念珠や数珠を持ち歩いて、合掌する習慣を持ちたいものです。

また、念珠や数珠にはお守りという役割もあります。
その代表的なものが念珠ブレスレット、数珠ブレスレットです。
これは、念珠や数珠の殊にパワーストーンを使っているものですが、現代人にとってはこちらのほうが持ち歩きしやすくなっています。

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