TASAKI タクーン・パニクガルのインタビューから。

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TASAKI (田崎真珠)の記事が続きます。TASAKIクリエイティブ ディレクターのタクーン・パニクガルのインタビューがありました。

「TASAKI」をグローバルブランドに押し上げた立役者タクーン・パニクガルが振り返る10年

インタビューから少しだけ抜粋。

ー思い描いている女性像はありますか?

 現代に生きるモダンな女性。例えばデインジャーはエッジの効いたデザインのジュエリーですが、Tシャツとジーンズと合わせる日もあれば、ドレスに合わせる日もあるというように、モダンで自由なマインドを持った女性をイメージして生まれたシリーズです。なのでジュエリーボックスに長くしまっておくようなデザインではなく、毎日身に着けられるようなものを作っています。

 

ージュエリーの持つ美しさとは?

「憧れ」でしょうか。これほどパーソナリティと結びつきがあってラグジュアリーなのは、ジュエリーならではでしょう。また受け継がれていくという点で、ジュエリーは後世への投資でもあると思います。持ち主が何かしらの理由やストーリーを持っている。それらがジュエリーをさらに美しくさせる要因の一つなんだと感じます。

「プレシャスだけれど、古臭かったり限られた場でしか着けられないものにはしたくなかった。」とも答えています。これに関しては2014年のインタビューでも。

“パールを変えた男”タクーンTASAKIクリエーティブディレクターに八つの質問【INTERVIEW】

T : パールに対する最初のイメージは純粋さでした。TASAKIと仕事を始める時、伝統的なパールのブランドだと聞いていましたから、自分の仕事はそれを若々しくよみがえらせることだと思いました。

それまでパールといえば冠婚葬祭のイメージが強かったけれど、日常的に使いたいと思える宝石になったと若い女性、プレスの方にも高い評価を得るようになりました。一緒に仕事をしているTASAKIの方から「パールのイメージを変えましたね!」と言われたのはとても嬉しかったですね。

勝手にまとめると、タクーン・パニクガルが意図したのは

「古臭い真珠のイメージをプレシャスだけれど普段使いできる若々しいジュエリーに」

ということでしょう。

少し前に→過去記事二十歳の真珠キャンペーン、えっ冠婚葬祭文化を定着させる目的だったの??を書きましたが。

真珠をどう売るか、考え方の違いがでていて興味深い。

 

真珠と若者と言えば、2月9日の志摩市のニュース。

真珠を若者にPR 志摩市が大阪の短大と連携 16、17日にファッションショー 三重

 「パールズコレクション2019in志摩」と題して開催。同短大キャリア創造学科の学生が製作した洋服などに、志摩市の真珠業者が作ったネックレスやブローチなどを組み合わせる。学生と県立志摩高(同市磯部町)の生徒がモデルを務める。

若者に対し真珠に馴染みをもってもらおうという取り組みですね。

 1、2年の学生ら約50人が昨年10月から6グループに分かれ、黒一色のドレスや3―40年前の流行を意識したワンピースなどを製作した。

黒のドレスに真珠は定番すぎだけど。

 竹内市長は「真珠は大人の女性が使うイメージだが、ファッションショーを通じて若い人にも身近に感じてもらいたい」と話している。

タクーン・パニクガルに習って

「真珠は大人の女性が使うというイメージは古い」「真珠は若者が普段使いできるジュエリー。」

くらいは言ってほしかったですね。

 

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