真珠の種類と色別にある石言葉について
それぞれの宝石に存在する石言葉。その中でも真珠には種類やカタチによっても石言葉があるんです!
真珠とはパールとも呼ばれている宝石の一種で、貝が作り出した天然の宝石として知られています。
実際に貝が作り出したものは「本真珠」と呼ばれていて、
それ以外のものは真珠養殖に使う核や貝殻を加工したものに真珠色の塗装を施した人工真珠です。
そんな真珠の種類としては大きく分けて4種類あり、
「アコヤ真珠」「タヒチ真珠」「南洋真珠」「淡水真珠」になります。
これは真珠を作っている貝の生息地によって名称が異なっているもので、
種類によってパールの色合いも異なっています。
アコヤ真珠は日本に生息しているアコヤ貝から採取された真珠であり、
日本では最も馴染み深い種類として人気が高いです。
その中でも最高級の品質のものは「花珠」と呼ばれており、
ほかの真珠と比較すると高額で取引されるケースも珍しくありません。
タヒチ真珠は名前の通りタヒチ周辺などの南洋に生息している黒蝶貝から採取される真珠であり、
黒真珠として親しまれています。
南洋真珠もタヒチ真珠同様に南洋で採取できるもので、こちらの場合は粒が大きいところが特徴です。
そして淡水真珠は川や湖などに生息する貝から採取される種類の真珠で、
養殖しやすい点から比較的安価で販売されています。
このように真珠やパールの種類にはそれぞれ特徴があり、
種類によってどのような色のものが採取されるのか傾向も決まっています。
そして石言葉に関しては、真珠そのものに設定されているものは
「純潔」「純真」「円満」「長寿」「健康」「無垢」などが挙げられます。
ただし真珠はこれとは別にそれぞれの色ごとにも石言葉は設定されているので、
そちらも参考にしながら選ぶのがおすすめです。
例えば一般的なホワイトパールであれば「謙譲」「誠意」、
タヒチ真珠に多いブラックパールには「静かな力強さ」があります。
またピンクパールには「辛抱強い愛」、バロックパールには「芸術性」
など真珠単体が持っている石言葉とは異なっているものがほとんどです。