インドで真珠養殖。真珠養殖の手始めはあの仏像真珠か!

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2017年11月の記事なのですがNew hindi newsというインドのヒンディー語のニュースサイトに how to do pearl farmingという記事が上がっています。 ↓ヒンディー語です。

मोती की खेती से अब घर बैठे होगी लाखों की कमाई, जानिए कैसे पैदा होता है मोती

ヒンディー語読めませんけど、Google翻訳によれば

画像元 https://newhindi.news/how-to-do-pearl-farming/

インド全国の多くの農家にとって、真珠養殖は利益を保証します。

土地が少なく、勤勉ではないにもかかわらず、収入がもたらされます。

みたいなことが書かれていて、エンジニアやめて真珠養殖で儲かってるとかいう人の紹介がされています。
うーん。エンジニアのほうがいいと思うけどなあ。

ちなみに、ここでいう真珠は淡水真珠です。

こちらのwizard pearl farming trainingというサイトでは具体的な収支が書かれていて、それはそれで興味深いです。

ざっと拾うと

  • 真珠貝 7~10ルピー
  • 設備(タンク) 1000ルピー
  • 道具 1000~1500ルピー
  • 薬品 2000ルピー
  • デザイン型 3~4ルピー
  • 歩留まり 50%
  •  
  • 売り上げ 60~200ルピー/個 価格は品質による

ちなみに1ルピーは1.63円です。儲かるのか、どうかよくわかりません、、、。
デザイン型(古くから仏像がポピュラー)は一つの貝にもっと個数いけると思うんだけど、貝殻のまま商品になるのかもしれません。

http://wizard-pearl-farming-training.com/blog/

仏像真珠? wizard pearl farming training

 ちなみに型を使って作る仏像真珠はとても歴史のある養殖真珠です。中国の12世紀の文献「文昌雑録」に作り方でてるのだそうです。

 貝殻に仏像の型を張り付けて、1~2年くらい貝を養殖しておくと、貝から貝殻をコーティングするように仏像型の上を真珠層が覆い、上記写真のような仏像真珠ができあがるという方法なのです。

上記サイトには、丸い真珠も養殖可能と書かれていますが詳細不明。

淡水真珠は無核真珠(貝殻を削った核を使わない)が主流なのですが、それにも触れられていません。この方法だと一つの貝から10~20個くらい真珠を作れるのです。

ちなみにインドといえば紀元3世紀ごろにできた叙事詩「ラーマーヤナ」に真珠がでてくることが知られていますが、インドの真珠のあれこれについてはまた機会を改めて紹介したいと思います。

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