真珠の大きさと価格の関係
真珠の価格は、品質(キズ・巻き(真珠層の厚さ)・テリ(光沢))や大きさ・形を吟味することで決定します。重さで取り引きされて、大珠の方が好まれるため、品質が同じであれば、1個当たりの価格は、珠が大きいほど高くなります。
値段は入札会で決定します。
出典:peal-海からの贈り物より
その道プロともいうべきバイヤーが、全世界の需要を見極めて、値段を決定するのです。
サイズ別・品質別・色目別など判断の基準となる基準となる項目は多岐に渡るため、統一された判断の物差しになるものはありません。
ネックレスに使用されるのは、珠の大きさが5ミリから10ミリのものが主流です。
出典:minnneより
大きさが8ミリになると大珠と呼ばれ、9ミリを超えると、数も少なく高価になります。
どんな宝石もそうですが、真珠においても十分に大きくてキズのないものには希少価値があります。
パールネックレスを購入する際、一般的な珠のサイズは7.5ミリから8ミリぐらいです。
したがって、一生ものとして購入する場合は定番の7.5ミリから8ミリのサイズがお勧めです。
しかし若いうちからあまり大珠のものを日常的に身に着けるのは、決して勧められるものではありません。
体型的に合う・合わないの問題もあります。
大珠のものの迫力に負けないようにするには、ある程度の年齢を重ねる必要があります。
したがって、パールネックレスをカジュアルに楽しみたい、という場合は、あまり背伸びはせず、あくまでも自分に似合うものを購入することが望ましいと思います。