世界最大の淡水真珠「眠れる獅子」がオランダでオークションに。

世界最大の真珠というのは定番ネタの気がするのですが。 今回は世界最大の「淡水真珠」が売り出されるという話題。今回のポイントは最大の淡水真珠ということです。

記事によれば「重量は約120グラムで、長さは約7センチ、世界で3番目に大きな真珠の1つ」ということです。

その形状からSleeping Lion（眠れる獅子)と呼ばれています。

世界最大の淡水真珠　Sleeping Lion pearl

World's largest freshwater pearl to sell at Dutch auction

ところで、世界三番目の大きさの真珠とあるのですが、以前取り上げた、フィリピンで漁師がみつけた世界最大の真珠(この場合は真珠層がないものを含む)のその後はどうなっているのでしょうか？

過去記事

フィリピンの世界一の巨大真珠「宣教師の真珠」が国外へ。博物館当局が怒！？　

世界最大の真珠のニュース。本当に真珠？本当に価値が100億円？

いくら大きくても、歴史的逸話がない真珠に高い値段はつかないよね？と上記の記事にも書いたのですが、この世界最大の淡水真珠Sleeping Lionに関しては歴史的なエピソードもたっぷりです。

1765年頃、Sleeping LionはUnited East Indies Companyのオランダ商人によって現在ジャカルタとして知られているバタビアに運ばれ、同社の会計士であるHendrik Coenraad Sanderの所有になりました。

Sander氏が亡くなった後、1778年にアムステルダムでオークションに出品され、ロシアの皇后、エカテリーナ2世が購入しました。

Sleeping Lionは、エカテリーナ2世によって、1796年までサンクトペテルブルクのエルミタージュに展示されていましたが、彼女の亡くなった後の粗暴な時代に、混乱の中で姿を消し、ポーランドで再び見つかりました。

Sleeping Lionは多くの冒険の後、1865年にオランダ人の金細工職人によって購入され、4世代にわたって家族の所有にとどまりました。

アムステルダム・パール・ソサエティは1979年にSleeping Lionを購入して歴史を掘り起こしました。
(Google翻訳を修正  原文)

オークションは5月30日にオランダのハーグで行われます。予想価格は340,000 から 540,000 eurosということなので、4300万～7000万円くらいかな。

 

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