大切な真珠のお手入れは定期的に。
真珠は古来より多くの女性に愛されてきた宝石のひとつ。
その特徴は深みのある光沢。
その美しさを保つには定期的にメンテナンスをしてやる必要があります。
真珠は貝から生まれたもの。
その主成分は炭酸カルシウムです。
出典:pixaboy-石灰岩-テラス-地質学-水-風景-石-屋外-プール-観光より
炭酸カルシウムは酸性に弱いという特徴があり、汗や皮脂、化粧品等にも弱いという弱点があります。
酸性物質が付着したまま放置しておくと、表面が溶けだし、光沢が失われてしまいます。
そうならないためにも、着脱した後は柔らかく清潔な布等で優しくふき取り保管します。
宝飾店では専用の磨き布を販売しているところもありますので利用するのも手です。
大量の汗や酸性の物に触れた場合は、固く絞った濡れタオル等で拭きとる方法を取りましょう。
ただし濡れたまま放置すると水道水に含まれる酸性物質で輝きが鈍ってしまう事もありますから、必ず乾拭きを忘れずに。
長期保存で知らない間に光沢が無くなってしまった物などは、専門店でクリーニングに出すと良いでしょう。
何層にも巻いて作られる表面を薄くけずって光沢のある層を出す方法で輝きを取り戻します。
また日光にも弱いため、保管場所はかならず直射日光の当たらない場所にします。
極端な乾燥や湿気も悪影響を及ぼしますので保管方法には気を付ける必要があります。
連なったパールネックレス等の場合、長期保存で内部の糸が劣化することがあります。
3年に1度程度の割合で専門店にメンテナンスに出すと良いでしょう。
真珠は長く使える宝石です、親の代から子供に受け継ぎ長く愛せる宝飾品となるでしょう。