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真珠ファン必見!アコヤ真珠ができるまで

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真珠は種類が豊富ですが、真っ先に思い浮かぶのがアコヤ真珠でしょう。

これは日本近海に生息するアコヤ貝から取れる物です。

貝の大きさは手のひらサイズ程度であることから、真珠の大きさもさほど大きくはなく、直径5~7ミリ程度のものが一般的で、9ミリを超えるような大きなものは極稀です。
しかし、貝の性質上、結晶が細かいことから、他と比べて丸くなるものが多いことが特徴です。

出典:soramado-真珠より

では、制作過程を今回は養殖ものに限ってご紹介したいと思います。

日本の主な養殖場の分布は、愛媛県、三重県、長崎県、熊本県の4つでシェア90%を占めています。
かつては海女さんが母貝を取っていましたが、現在は人工的に交配し育て、母貝とします。

そして母貝が育つと、次は核入れです。
 
出典:sozaing-パールのネックレス1より

核はアメリカのミシシッピ川に生息する、イシガイ科の二枚貝を真円形に削って用います。
また、小さなサイズを作りたい場合は核をふたつ挿入します。
生きた貝の器官を傷つけない為に、核入れには熟練した技術が必要とされます。

核入れが終わると海に出します。
その間も一定期間おきに海からあげ、貝の表面を掃除したり、成長段階や季節に合わせてイカダを移動させたりなど、休まる暇はありません。

こうした手間暇をかけて作られますが、最も美しいとされる花球は全体の5%ほどしか取れません。
それほど希少なものなのです。
美しさの陰には職人さんの技術と愛情がうかがえますね。

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