
通夜や葬式、告別式などの場で必要になる数珠。
念珠とも言われ、仏さまや菩薩さま、そしてご先祖さまを拝む回数を記憶するためのものだと言われています。
使う機会があまりないので、いざと使うとなった時に悩んでしまう数珠。
正しい扱い方をチェックしてみましょう。
まずは正しい持ち方についてです。
座っているときは左手に軽くかけておき、歩くときは房が下になるようにして左手で持ちます。
女性用の長い数珠は二重にしておくようにしましょう。
何故左手で持つのか、それは左手が仏さまの清浄な世界を指しているからです。
焼香のときも、房が真下に垂れるようにします。
持つ時と同じく左手の親指と人差し指の根元にかけて両掌で挟むか、両手の親指以外の指を通して合わせるようにして持って合掌します。
使わないときはバッグやポケットの中にしまうのがマナーです。
座布団やイス、畳の上に置きっぱなしにしないようにしてください。
現在、念珠は様々な素材があります。
基本的にどの素材を選んでもいいので、自分が気に入ったものを探してみるのもいいでしょう。
木や香木でできたものは軽くやわらかな手触りをしており、使っているうちに変化して手に馴染んできます。
天然石は種類が豊富で見た目が美しいのも特徴です。
男性用は色の濃いものが主流ですが、女性用は非常に多種多様な石が使われています。
見た目で選ぶのはもちろん、石の意味に注目するのもおすすめです。
琥珀や珊瑚といった素材と並んで、真珠も数珠の素材として使われることがあります。
一生ものとして使える非常に希少なものですが、それだけに扱いについては注意が必要です。
真珠は手の油や汗に非常に弱いので、使い終わった後は柔らかい布で優しく拭いてからしまうようにしましょう。
メガネ拭きで代用可能ですが、専用のクロスを使うのもおすすめです。
日光の光に当てないようにしまうのも忘れずに。
黄ばみを防いで長く使うことができます。
また真珠は柔らかいので、傷を防ぐために鞄にしまうときは必ずケースが袱紗に包むようにしましょう。
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