西日本豪雨の被害。
大きな被害を出した西日本豪雨(*平成30年7月豪雨)。
先週末に水産物への被害がでているとのニュースがありましたので、記録のために書いておきます。
西日本豪雨の被災地で、土砂に加えて淡水が大量に海に流れ込んだことなどが要因で、養殖魚が大量死したとの報告が相次いでいる。
養殖魚の出荷額が全国首位の愛媛県では、宇和島市などでマダイ約4万2000匹が窒息死していることが確認された。塩分濃度の低下のほか、土砂がエラにつまったためとみられる。
真珠養殖被害のニュースはでていません。宇和島は真珠の生産量・生産額ともに日本一なのですが、愛媛在住の知人に聞いたところ、直接的な被害は免れているようです。
大雨が降った時は真珠貝の網を吊っているロープを伸ばし、塩分濃度が低下してる上層を避けるようにしてやりすごします。沖合であれば海は広く流れ込んだ真水もあっという間に拡散してしまうので影響は少なかったのでしょう。
けれど養殖業者も被災しているでしょうから、今後の貝掃除などの手入れが十分にできない可能性が高いです。
県水産研究センターの鈴川健二・環境資源室長は「真水が流れ込むとプランクトンが増殖しやすくなり、赤潮が発生して被害が拡大しかねない」と話す。
赤潮発生も心配ですね。
被災された方々が、早く日常に戻ることができるよう願っています。
*平成30年7月豪雨(へいせい30ねん7がつごうう)とは、2018年(平成30年)6月28日以降、西日本を中心に北海道や中部地方など全国的に広い範囲で記録された、台風7号および梅雨前線等の影響による集中豪雨である。2018年7月9日に気象庁が命名した。(wikipedia 平成30年7月豪雨)
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