真珠養殖の移動先模索
2010/01/07 の神戸新聞の記事から引用。
真珠養殖の移動先模索 兵庫運河の改修工事で
神戸市兵庫区材木町の兵庫運河で真珠の養殖に取り組んできた市民グループが、市による同運河の改修工事のため、活動場所の変更を迫られている。水質浄化に効果があるアコヤ貝を育てることで環境学習に役立てようと、毎年約200人の親子連れが参加しており、関係者は「適した場所を探し、継続していきたい」と話す。
養殖に取り組んできたのは、区内小学校のPTA役員が中心となって2007年に発足した「兵庫運河真珠貝プロジェクト」(佐々木亨会長)。市内から募った小学生とその家族計100人以上が、運河内のレガッタコース近くで、岸壁そばの浮桟橋を利用しながら毎年6月にアコヤ貝に核入れし、12月には育った真珠を採取。養殖中は、毎週交代で貝の表面の掃除を続けてきた。(略)
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0002624964.shtml
ここはこの下のニュースと同じ運河ですよね。
7月に
兵庫区の活性、運河が懸け橋――新住民交流や史跡ガイド(街が動く)
2009/07/04, , 日本経済新聞 地方経済面 (京都・滋賀),平安時代末期に平清盛が貿易港として開発し、ゆかりの史跡も残る神戸市兵庫区で、日本最大級の兵庫運河を生かした街のにぎわいづくりが進んでいる。工場と住宅が混在し、地元住民の高齢化が進むなか、2001年の地下鉄開業を契機に流入する新住民との交流促進や観光客誘致に住民主体で取り組む。小さな地域ごとの活動が、三菱重工業など地元企業や行政も巻き込み始めた。
「いい真珠が採れて、運河がきれいになるようがんばろう!」。6月28日、兵庫区の浜山小学校前の運河に64組の親子が集まり、歓声を上げた。真珠の養殖で運河の水質を改善するプロジェクトの式典だ。
とパールミュージックブログ 楽天で紹介したのですけど、半年経たずに、この事態。
どうなってんでしょうかね。
淡水真珠の養殖は数年はかかりますし、改修計画も急に決まるわけではなく、分かっていた事態だとは思うのですが。
記事には「同運河の別の場所数カ所でアコヤ貝の生息実験を予定。新たな活動場所が岸壁から離れることになった場合、モーターボートで移動しながら世話をすることも考えなければならないという。」とあるので、
桟橋が使えずに不便になるのが一番の問題なのかな?とも思います。
上手く解決するといいですね。
パールミュージックブログ 担当 ナカミチ
(運河というので淡水のイメージだったのですが、アコヤ貝のようです。記事を訂正しました。)