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日本の真珠養殖場は依然として輝きを放っている?

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4月になると日本の真珠養殖場では挿核作業がはじまります。

そういうニュースの一つも流れてないかなと思ったのですが。検索するも見つからず。

みつけたのはJapantimesの英語の記事です。

Japan's cultured pearl farms still glisten, despite fears industry will fall victim to aging society

タイトルは「産業が高齢化社会の犠牲になる恐れがあるにもかかわらず、日本の真珠養殖場は依然として輝きを放っている」(Google翻訳)

日本の真珠養殖場は依然として輝きを放っている。なかなか良いタイトル。

三重県志摩市阿児町神明にある坂口真珠養殖場を取材した記事のようです。真珠養殖を営んでいるのは73歳のカスヒロさんと68歳のミサヨさん夫婦。娘のルリコさん(48歳)が二人を手伝っているとあります。

(記事では御木本幸吉のエピソードをはじめ真珠養殖の歴史が説明されてるのですが省略。)

こういうくだりがあります。

The Sakaguchis are lucky to have Ruriko take up the family trade, which is suffering — like many other traditional Japanese crafts — from an aging population and a flight from the countryside to booming cities.

他の伝統的工芸品の世界では高齢化と賑やかな都市への移動で苦しんでいるのに坂口家は幸運だと。

The number of specialized pearl farmers dropped from 3,760 in the 1960s to just 680 in 2013, according to the most recent data from the Fisheries Agency. But despite this, Japan still dominates the global market, accounting for around 30 percent in terms of value — helped by a focus on top-quality pearls.

「水産庁の最新のデータによると、専門真珠養殖業者の数は1960年代の3,760から2013年にはわずか680に減少しました。 それにもかかわらず、日本は依然として世界市場で優位に立っており、価値の点で約30パーセントを占めています。これは、最高品質の真珠への注力に支えられています。」(Google翻訳)

さて、本当に日本の真珠養殖場は依然として輝きを放っているのか?

なかなか微妙です。世界市場で優位に立っていると言ってもいまや30パーセントです。

坂口真珠養殖場の坂口さん夫婦は73歳と68歳。年金をもらっている歳ですし。高齢化はその通りですから。

 

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