真珠ネックレスは「資産性の高い宝飾品」なのか?

  • お気に入りアイコン

  • はてなブログアイコン

「ふるさと納税に真珠、見直しへ」というニュースがあった。真珠製品は「地場産品」なのか、総務省の指摘する「資産性の高い宝飾品」なのかという話が興味深い。

地方自治体側は真珠製品は地場の農産物と同様だから問題ないと反論していた。

真珠製品は「資産性の高い」宝飾品ではないと思う。だから総務省の指摘もピント外れだ。真珠にはGOLDのような換金性はないからだ。一部の有名ブランドのもの以外は、真珠製品を売ったところで大した額にならない。

そもそも、宝飾品は、「美しいと感じた」「とても気に入った」という事で買うべきものだ。ふるさと納税の返礼品としては不適当だったと思う。

 

ふるさと納税に真珠、見直しへ 鳥羽市「苦渋の選択」 荻野好弘 2017年7月24日16時08分

 三重県鳥羽市は、ふるさと納税の返礼品として提供している真珠製品の取り扱いを11月末で取りやめることを決めた。中村欣一郎市長が24日の記者会見で明らかにした。除外を求める総務省の指摘に「地場産品の振興につながる」と反発してきたが、一転、見直す。志摩市も11月をめどに真珠製品を除外する方針だ。

 中村氏は「真珠は返礼品としてうってつけと考えているが、総務省の指導が非常に強いので、苦渋の見直しをする」と述べた。代わりに、真珠玉をブローチに加工するといった体験型の返礼を検討しているという。

 鳥羽、志摩両市はアコヤ真珠のネックレスやピアスなどの真珠製品を返礼品とし、総務省から「資産性の高い宝飾品」と直接指摘され、見直しを求められた。

 (略)

http://www.asahi.com/articles/ASK7S3TNRK7SONFB009.html

関連タグ記事

矢印左アイコン

矢印右アイコン

  • お気に入りアイコン

  • はてなブログアイコン

TOPに戻る