18金とゴールドフィールド・ゴールドプレート(金メッキ)の違い
ダイヤモンドやパールなどのアクセサリーで最もよく使用される素材の代表として18金がありますが、最近ではゴールドフィールドという素材もよく使われています。その違いとは?
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ダイヤモンドやパールなどのアクセサリー枠で最もよく使用される素材の代表として
18 金がありますが、最近ではゴールドフィールドという名前も聞かれることが多いと思います。
両方とも見た目にはとても良く似ていますがそれぞれの成り立ちには違いがあります。
■ 18 金(K18)について
この 18 という数字は純金と他の金属との配合比率を示しています。
日本で主に純度 99.99% の純金とされているものは 24 金と呼ばれ、
24 金から金の純度が約 4.17% 少なくなるほど 1 金づつ落ちていきます。
ちなみに 18 金は純金が 75% 使用されているという位置づけになります。
アクセサリーで良く聞かれるイエローゴールドやピンクゴールドも 18 金になり、
純金 75% に対し純銀や純銅の配合比率を変えることでそのそれぞれの色味が作られています。
■ 金メッキ・ゴールドフィールドとは?
ゴールドプレートが金メッキになのに対してゴールドフィールドは金張りになります。
金張りとは芯となる真鍮の素材に金を圧着したもので 14 金などの純金の総重量が素材を含む
総重量の 1/20(5%)以上の場合ゴールドフィールドと呼びます。
18 金が全て 75% の純金でできているのに対して、ゴールドフィールドは芯に真鍮やその他の金属を使用しています。
金張りは 0.1 ミクロンの薄さの金メッキと違いその厚みが1ミクロン以上あり、
金メッキよりも 20 倍から 30 倍も厚い金でつくられているため
耐久性があり長期間使用しても簡単に剥がれるという心配がいりません。
価格も安く見た目に純金のような高級感があるため最近ではパーツショップなどで良く見かけられるようになりました。
■ それぞれの特徴を考えて選ぼう
そのため見た目には同じように見えますがその中身は全く違うものになります。
しかしゴールドフィールドには純金のような高級感がありながらも割安であるという利点があります。
これらの素材の特性や利点などを考慮したうえで素材選びをすると、一層アクセサリー選びが楽しくなるでしょう。