中国上海の真珠ムキガイ
アジア経済ニュースを発信しているNNAのコラムで、中国の真珠のムキガイの風景について書かれていた。
ムキガイというのは真珠が入ったままの生きた貝を、その場でナイフで開けて、真珠を取り出して。楽しむという売り方だ。日本ではその場で加工してブローチなどの製品にしたりすることもある。
ムキガイの店があったのは上海郊外の観光地朱家角古鎮だという。朱家角古鎮は私も訪れたことがあるが、水郷と町並みが残されており、綺麗に整備された観光地である。そこなら生きた真珠貝の仕入れは簡単だろう。上海に接するお隣の浙江省の特産の一つは淡水真珠なのだし。
このコラムは
日本はもう秋祭りの季節だろうか。祭りと言えば屋台。子供らしい射幸心から屋台のくじ引きに挑戦しては外れをつかまされ、なけなしの小遣いをふいにした幼い頃を思い出した
とはじまり
興味をそそられたが結局素通りした。子供はやがて大人になり、相応の賢さを身につけるのだ。
で終わる。
その真珠貝は淡水に棲むヒレイケチョウ貝で、ナイフで開ければ、十数個の淡水真珠があらわれるだろう。その十数個がすべて綺麗な真珠であることは稀だろうし、それらが投資した額に見合うかどうかは不明だけれど、たとえハズレを掴まされても面白い経験ができたのではないだろうか。
とは言っても、私も買わないと思うけど。
2017/09/28(木)
テイクオフ:日本はもう秋祭りの季節…(略)
ある土産物屋の前にでんと置かれている水槽が観光客の目を引く。真珠養殖用の大きな二枚貝がいくつも入っている。客が選んだ貝をその場で開いて中の真珠を贈呈する趣向で、いくつ入っているかは開けてみるまで分からない。(略)
興味をそそられたが結局素通りした。子供はやがて大人になり、相応の賢さを身につけるのだ。
https://www.nna.jp/news/show/1667822