伊勢志摩の真珠浜揚げと真珠検定
最近、真珠関連のニュースがないなあ。と思っていたところ
真珠検定オフィシャルブログさんに次のような記事が上がってました。浜揚げの様子がよくわかる記事だと思います。
「英虞湾の水温や、貝の状態も加味しつつ、ギリギリまで我慢くらべをしていた」という部分に共感を覚えますね。
志摩市英虞湾より 年に一度 最も厳しい時 浜揚げそして入札会へ(略)
新しい年のはじまり・・・
真珠の浜揚げが終わった真冬の英虞湾には、
カラになった筏だけが、
寒風に揺られ浮かんでいます。
(画像略)
英虞湾の水温や、貝の状態も加味しつつ、
ギリギリまで我慢くらべをしていた我が家ですが、
無事年末に真珠の浜揚げを行いました。(略)
◇真珠検定
しかし、真珠検定なるものができていたとは、この真珠検定オフィシャルブログには行き当たるまで、私は全く知りませんでした。現在の私は日本の真珠業界と接する機会はないですからねえ・・・・。
日本真珠振興会の真珠検定サイトには2015年1月より 全国初の真珠検定をスタートしたとあります。
2015年2月3日 Sankei Bizの記事
愛好家増加へ検定制度導入 日本真珠振興
会宝飾品の製造販売会社や真珠の養殖業者などによって構成される日本真珠振興会(東京都中央区)は、
真珠の愛好家を増やすことにより業界の活性化を図る目的で、「真珠検定」制度を導入する。検定は3ランクに分かれる。一般ユーザーに向け真珠の美しさや魅力を伝える役割を果たす、真珠店の販売員や専門職が「SA(シニアアドバイザー)」。
登録するには検定講座を受講することが前提で、各人に似合う真珠を選択・提案できる知識とスキルの習得を目指す。http://www.sankeibiz.jp/business/news/150203/bsl1502030500001-n1.htm
神戸新聞の記事を発見。受講者は販売員37人。販売員向けですね。
2015/7/29 18:06 神戸で「真珠検定」初開催 販売員ら37人が受験検定は真珠の普及を目的に、3月に東京で初めて実施。
1日6時間の講座と実習を受けた後、筆記試験に挑む形式で、講師は養殖業者や加工業者が務める。
今後毎年、東京で2回、神戸で1回、開催し、合格者は一般消費者向けに真珠選びのこつを教える講座を開くことができる。https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201507/0008255890.shtml
検定を受けてみようというような興味は全くないのですが、教材として販売している「パールブック」は読んでみたいですね。
英語版もあるようですが、どちらも電子書籍化はされていない。残念です。(kindle化されてたりすると脊髄反射で買ってしまうのですが。)
団体概要にはこう 目的が書かれてます。
目的 真珠の美しさと魅力をより多くの人々に伝えることで 真珠の愛好家を増やし、真珠業界の正しい活性化を目指す
うーん。最近はネットサーフィンしてても真珠関連のニュースが少ないんですよね。浜揚げのニュースもでてこないし。
気になること。日本真珠振興会のサイトの真珠の知識のページに「淡水真珠」の説明が抜けてるのはどうしてだろう。