#pearl TSUNAMIと真珠養殖
9月30日。サモアで地震があり津波が発生しました。
サモア地震、死者「200人超」 津波6メートル情報も
米地質調査所(USGS)によると、29日午前6時50分(日本時間30日午前2時50分)ごろ、南太平洋のサモア近海で強い地震があった。震源は同国の首都アピアの南約195キロの地点で、震源の深さは約18キロ。日本の気象庁によるとマグニチュード(M)は8.3。サモア保健省は、少なくとも48人の死亡を確認。ロイター通信によると、サモアから約100キロ離れた米領サモアでも少なくとも24人が死亡した。犠牲者はさらに増えるおそれがある。
www.asahi.com/national/update/0930/TKY200909300114.html
津波と聞いてタヒチ真珠養殖関係者はビクッとしたようで、
「Tahitian pearl farms devasted by Tsunami 」
I put my emails on hold and did a quick Google search and found that there had in fact been an earthquake in Samoa but it wasn't convenient for me to take is seriously (smart right?) so I got back to work and a half hour later got a panicked call from a friend asking if I had heard about it.
pearl-guid.com
というメッセージ(抜粋)がネットにあがっていました。
そこのコメント欄に紹介されていたBLOG「TROPICAL BROWNS」
(「TROPICAL BROWNS」)からの被害状況の写真をピックアップ。
photo:tropicalbrowns.blogspot.com/2009/09/tsunami-in-american-samoa.html 日本沿岸には50センチ程度の津波が到達したようです。 津波と真珠養殖といえば、日本人の関係者なら昭和35年のチリ津波を思い浮かべると思います。
そのときの真珠養殖の被害はといえば
南米チリ沖に発生した地震(M8.5)による津波が、伊勢湾南部から熊野灘の沿岸にかけてに襲来。波高2~3mに達し、広範な地域に大きな被害が出た。 津波によると波高は鳥羽で1.64m、今浦2.5m、石鏡1.7m、答志2.5mで、第3波および第5波が大きかった。鳥羽沿岸への津波の到着時刻は、第1波が3時53分、第2波4時50分、第3波5時59分、第4波7時26分、第5波8時48分。鳥羽ではとくに水産関係の被害が大きく、真珠、カキ、のりなどの養殖施設は壊滅的打撃を受けた。そのほか、農堤が各所で寸断。長いところは100mにわたって決壊し、海水が流入。植えつけが終わったばかりの早期栽培の水稲が被害を受けたが、幸い人的被害はなかった。
(鳥羽市の被害状況)
水産関係の具体的な被害は漁船(動力)3隻・真珠イカダ流失が588台・真珠イカダ破損147台・かきイカダ流失682台・・・・・
被害調査にいくと、「松の木の枝に真珠筏がひかかっていた」という状況だったらしい・・・。 ちらばった真珠貝はダイバーを雇って海底から拾い集めたという話です。 私はまだ生まれてませんから知りませんけど。
鳥羽ではないですが、当時の被害の写真を。(1960 JAPAN)
タヒチの真珠養殖業者には被害は出ていない模様ですが。 しかし、真珠養殖業は自然災害には無力ですから、ほんと大変な仕事です。 そして、今度はインドネシアで地震のニュースがでています。大きな被害がでているようです。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。