真珠研究シンポジウム 2018で参加者募集中です。講演内容の紹介。
11月30日と12月1日の二日間。鳥羽市で真珠研究シンポジウム 2018が開催されるとのことです。
企画趣旨は
(略)折しも真珠の振興に関する法律が2016年に成立し、真珠産業および真珠に係る宝飾文化の振興の効果的な推進に必要な真珠産業関係機関の全国的な協力の枠組みが構築されました。この機会に国内の真珠研究の関係者が一同に会し、真珠の可能性について議論することで、真珠研究はもとより、真珠産業の発展につながることを期待します。
「真珠産業関係機関の全国的な協力の枠組み」が何のことを指すのかはよく知らないのですが、なかなかアカデミックな内容のようです。研究対象はアコヤ真珠ばかりですけどね。
海外でのアコヤ以外の研究とか、加工技術の話とかの講演があったら聴いてみたいですけど見当たらず。
講演のプログラム部分のみ抜粋します。
11月30日13:00 開会の挨拶 渡部終五(シンポジウム実行委員長、北里大学海洋生命科学部)
13:10 挨拶 吉田 均(株式会社ミキモト)
13:20 挨拶 大月京一(日本真珠振興会)
座長︓浅川修一(東京大学大学院農学生命科学研究科)
13:30 「養殖真珠研究の歩み」 永井清仁(ミキモト真珠研究所)
14:10 「アコヤガイ外套膜細胞の機能と真珠層形成」淡路雅彦(水産研究・教育機構増養殖研究所)
14:50 休憩
座長︓古丸 明(三重大学大学院生物資源学研究科)
15:10 「アコヤガイのゲノム解析とその特徴」竹内 猛(沖縄科学技術大学院大学)
15:50 「アコヤガイ母貝の系統保存」 三浦 猛(愛媛大学大学院農学研究科)
16:30 「真珠層の色調関連成分の化学分析」 柿沼 誠(三重大学大学院生物資源学研究科)
12月1日
座長︓宮本裕史(近畿大学生物理工学部)
9:30 「真珠層の色調を決定する遺伝子」 木下滋晴(東京大学大学院農学生命科学研究科)
10:10 「真珠層形成の機能タンパク質」 鈴木道生(東京大学大学院農学生命科学研究科)
10:50 「アコヤガイの赤変病研究の現状」 松山知正(水産研究・教育機構増養殖研究所)
11:30 「アコヤガイ真珠収穫後の未利用成分の有効利用」前山 薫(御木本製薬研究所)
12:10 閉会の挨拶 佐藤矩行(シンポジウム実行副委員長、沖縄科学技術大学院大学)
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