アクセサリーやファッションとしての真珠。過去から現在までの歴史をワンポイント解説

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アクセサリーとしての真珠の歴史をワンポイントで解説すると、古くは紀元前3世紀頃の過去までさかのぼることになります。

出典:pixaboy-ローズゴールド-ジュエリー-イヤリング-美しい真珠より


中国、ペルシャ、ローマなどで文献に真珠に関する記述があります。
日本においても、日本書紀や古事記などの文書に記載がある他、古くは卑弥呼が大陸への貢物として利用したとの記録が残っています。
現在までの調査によると日本での真珠のアクセサリー用途の利用は、髪飾りとして用いられることが多かったことがわかっています。
宝飾品としての価値はその後も世界規模で受け継がれていきます。
15世紀のコロンブスによるベネズエラでのアコヤ真珠の発見などの歴史を経たあと、20世紀にはダイヤモンドと匹敵する価値を真珠は有するようになります。

出典:pixaboy-女性-帽子-真珠-ブロンド-hede-目-顔-皮膚-裸の陰より


真珠の価格統制によって最高100万ドルの値がネックレスの真珠についたことが逸話として残っています。
現在の近い形で真珠がファッションに取り入れられていくのは、日本では明治の文明開化以降になります。
西洋文明の日本への流入にともなって、ネックレスや指輪などを服飾品として身につける文化が日本にも根付きました。
需要の増加にともない、真珠の養殖や、アクセサリーとしてより優れた真珠の開発が進むことになります。

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