伊勢志摩の真珠養殖は核入れシーズン真っただ中。(坂口真珠養殖場!?)
先日、伊勢志摩地方の真珠記事がないなあと書いたら、その後にこんな記事を発見しました。
日本真珠振興会のサイトにある坂口るり子さんの記事です。
4月下旬から始まった作業は、怒涛のGW10連勤を過ぎ、まだまだ続きます。
働き方改革も何のその。予定表には「6月25日休日」の文字が輝いています(笑)良い時期を逃さぬ為には、、、今シーズンの目標は、端数の65日休むこと。どうかハプニング少なめで順調にお願いします!
核入れシーズン真っただ中。
ゴールデンウィークも休みが無かったようですね。真珠養殖業あるあるです。
5月は挿核に適した季節で、アコヤガイの活動に適した海水温、夏のように高すぎることもなく、梅雨もまだ先で、酷暑や大雨によって海の環境が変化することはありません。ベストシーズン。
さて、「核入れ始まりました」のリポートも何年目でしょうか?毎年単調な記事になりがちなので
と、記事にあるのですが、異常気象も、トラブルもなく、単調でもいつもと同じような季節が回ってくる。そのこと自体は幸運なことです。
挿核に使うメスの話が興味深いです。
核入れ作業に使用するメスは、切れ味を保つため、砥石やペーパーで研いだ後、切れ味を確認します。そんな時、試し切りをするのが指毛(笑)。スパっと切れればOKです。切り過ぎて試せる指毛が無くなったなんて笑い話は養殖屋あるある。指毛を大切にする女子っておかしいですね。
指毛! 私は手首の上あたりの腕の毛を剃って確認してました。腕毛です。ちょっと違いますね。