ミャンマー真珠法改正のニュースの雑感
Myanmar Timesのミャンマー真珠法が改正されたというニュース。
More foreign investments now likely in pearl farming industry
日本語ではNNAがニュースにしてます。
ミャンマー真珠公社(MPE)のミン・オー社長は、真珠養殖への外国直接投資(FDI)を促進するため、同国の真珠法が改正されたと明らかにした。すでに日本、オーストラリア、タイ、シンガポールの4社が投資を始めたという。ミャンマー・タイムズ(電子版)が29日伝えた。改正真珠法は2014年制定の旧法に代わるもので、外国投資家には養殖真珠の核入れ時に2,000チャット(約142円)の固定税額を課すことになった。以前は固定税率制で、国内投資家の25%を上回る30%を課していた。また、生産した真珠の輸出も、旧法の75%を上回る90%まで認めることになった。
(NNAアジア経済ニュース)
このニュースでは詳細がよくわからないので検索してみたのですが 未だ最新の法律はアップされてないようで見つけられませんでした。
投資をはじめたという日本の会社はどこでしょうか?
(2014年の旧法はこのサイトhttp://www.mining.gov.mm/LAWS/Default.aspにありました。)
新しい課税は核入れ時とありますが、挿核時の挿核した貝一つにつき2,000チャット(約142円)の税金がかかることになるということでしょうか。それは挿核後に生存した貝の個数ではダメでしょうか?と、細かな点が気にかかります。
また、税額はアコヤ貝の養殖からみればかなり高額に思えます。が、ミャンマーの真珠はアコヤガイよりも一粒が高価な南洋真珠ですから問題はないのでしょう。アコヤガイではまず無理な課税金額です。
挿核個数に課税することは養殖中の天候不順や市況に左右されないので税収としては安定しますね。
過剰生産を抑制するためにも効果があるかもしれません。
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